2006秋バースデイきっぷ旅行記(3日目)

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(以下の撮影日は特に説明がなければ旅行日)

10月15日(日)松山〜児島間8M特急しおかぜ8号

今年のバースデイきっぷも今日が最終日。しかも、今年は色々と反省すべき点がはっきりとした。宇和島に通勤している限り、宇和島には近づかないほうがよいことが判った。しかも、予土線という一大ネックがある以上、来年は土讃線、多度津経由で帰ったほうがよいのかもしれない。さらに、かずまるがゆうゆうアンパンマンカー乗車に限界が近づいていることも判った。

  

(上:児島駅のシーン)

今日も最初は8Mである。これで3日連続同じ列車に乗車することになる。今日は1号車2Cと3Cという前後の席である。というわけで、座席をひっくり返して外を見やる。幸い、今日は西条や土居付近でだんじりや神輿をみることができた。ただ、帰りに土居付近で全く神輿を見ないと思ったら、後で事故があったことが判った。今年の松山でもそうだったが、かずまるが祭り好きなだけに、祭りと事故は紙一重だということを教えなければならないとも思う。

今日の最大のイベントは、なんといっても瀬戸大橋である。特に帰りのマリンライナーは1番をとっている。この席は「ハノラマ・マリン」と指定しないと、指定席券が買えないのだそうだ。だから、下り高松行きはいつも満席(といっても4席だけ)だが、上り岡山方面は座るメリットがないせいか、いつもがら空きのような気がする。

  

(左:児島駅快速スペースインベーダー、右:高松駅70D)

10月15日(日)児島〜高松間3137M快速マリンライナー17号

それにしても、マリンライナーのG車は私世代から見ると、どうしてもスペースインベーダーに見える。あの頃は高校生で、私自身はファミコンを買うまでは、もっぱら見るだけだったのだが、それでもあの印象が強烈なだけに、そのときの思い出が蘇る。

マリンライナーで高松に到着すると、後は、さぬきうどんを食べたら、帰路が待っているだけである。松山到着は14時05分。帰るには少々早すぎるようだが、かずまるを2日間完全に拘束することはできなくなってきている。

高松到着は10時26分。高松でうどんを、と思ってはいるが、時間は53分しかない。しかも、なんとしたことか、11時まで軽食店を除いて、どの店も開かないではないか。そういえば、昨日の徳島もそうだったような気はする。ただ、昨日は11時頃に到着したから、あまり気にならなかっただけではある。

  

(左:高松駅2007Dと1013D、右:多度津駅で見たアンパンマントロッコ)

駅の外にまで出かける時間はないし、グチを言っても仕方がないので、おとなしく11時まで待って、とっととうどんを食べて、ホームへと向う。なんと言っても、しょせんはうどんだから、食べる時間はかからない。

10月15日(日)高松〜宇多津間1013D特急いしづち13号

ホームに出ると、すでに1013Dは入線している。それはそうで、1010D到着からそのままホームにいるわけではあるが、アンパンマン塗装をしていると、隣の一般塗装車と車体断面が少し違うような気がするような錯覚を覚える。

いよいよ、最終ランナーの1013D〜9Dであるが、高松から宇多津までは1013D7号車「ロールパンナ」に乗る。宇多津が近づくと、ちょうど9D基本編成が宇多津駅に到着するのが見える。宇多津駅の併結作業をじっくりと見てから、車内を通って1号車へと向う。

  

(左:伊予西条駅、右:松山駅22D)

10月15日(日)宇多津〜松山間9D特急しおかぜ9号

最終ランナーの9Dは幸いなことに、1号車1番ABの特等席がとれている。が、一昨日以来見慣れた風景が続くし、この3日間体調がイマイチということもあり、最後はもったいないと思いながらも、寝てしまった区間がある。

伊予西条では、貨物列車を見た後、駅前に終結しているだんじりを見かけた。まさかここにいるとは思わなかったので、心の準備ができていなかったが、後から思えば、ここで一旦途中下車すればよかったと思う。が、過ぎたことは仕方がない。来年また考えようかと思う。

走行して、14時05分定刻に松山駅の見慣れた風景が迫ってきて、今年のバースデイきっぷ旅行が終わりを告げたのであった。【終わり】(2006.11.15)

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