坊っちゃん列車を研究の巻

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第18話 坊っちゃん列車の客車は反転するか?

坊っちゃん列車の客車が反転するのは周知のことであるが、果たして客車のほうは反転するのであろうか。1号機の客車ハ1+ハ2(以下「2両客車」という)、14号機の客車ハ31(以下「1両客車」という)別に考えてみる。

結論から言うと、客車の反転はないと思われる。道後温泉〜松山市駅、道後温泉〜古町ともに、行ってそのまま引き返すことを繰り返している。したがって、通常の運用をする限り、今日古町から乗った1両客車で私の後ろにあった「俳句の投稿ポスト」は、次に古町から乗っても同じ位置にあると考えられる。

では、通常でない場合とはどういうことか。昨年の鉄道の日記念イベントでは、1号機は道後温泉から古町へやってきて、10時41分発の便が運休して、1時間後に古町駅17番留置線から直接松山市駅へ回送され、12時過ぎの便で道後温泉へ向かった。このときに客車は反転したはずである。他にも、イベント等があった場合に古町から松山市駅へ回送されることがあれば、反転することは考えられる。

ただ、今までの事例から見て、イベントに使われる客車は、2両客車である。1両客車が使われることはない。というわけで、2両客車は反転することも考えられるが、1両客車の向きが変わることはまずありえないと考えられる。(2003.12.20)

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第17話 坊っちゃん列車のすれ違い場所(平日編)

坊っちゃん列車のすれ違い写真撮影を撮影は、都合により、9月5日(金)午前中になりそうな様子である。したがって、再びWINDIAを使って詳細に計算してみた。その結果は次のとおりであった。なお、いずれも9月の平日ダイヤである。(2003.09.02)

905 県庁前電停東:四国電業前付近
943 南町電停上一万側:約100メートル付近
1023 県庁前電停東側付近
1114 市役所前電停西:伊予銀行本店前付近
1154 南町電停付近
1233 大街道電停西:全日空ホテル付近
1313 南町電停付近
1353 県庁前電停東:四国電業前付近
1444 県庁前電停付近
1524 南町電停上一万側:約100メートル付近
1600 大街道電停付近
1643 南町電停上一万側:約100メートル付近
1723 大街道電停付近

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第16話 坊っちゃん列車のすれ違い場所(休日編)

坊っちゃん列車のすれ違い写真撮影を撮影するために、WINDIAを使って詳細に計算してみた。その結果は次のとおりであった。なお、いずれも8月の休日ダイヤである。(2003.08.20)

856 大街道電停付近
930 南町の公園前側約200メートル
1006 県庁前電停東:四国電業前付近
1053 市役所前電停西:伊予銀行本店前付近
1131 南町の公園前側約200メートル
1207 大街道電停西:全日空ホテル付近
1243 南町電停上一万側:約100メートル付近
1328 大街道電停東:八坂交差点付近
1354 南町電停上一万側:約100メートル付近
1427 市役所前電停東:県庁前交差点付近
1513 市役所前電停東:県庁前交差点付近
1550 南町電停付近
1625 大街道電停付近
1702 南町電停付近
1736 県庁前電停東:四国電業前付近

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第15話 坊っちゃん列車のすれ違いシーン撮影

坊っちゃん列車のすれ違い写真撮影に憧れて、色々と試してみたが、すれ違い場所についてはだんだんと判ってきた。では、どこでカメラを向ければよいのか?最高のアングルは、やはり伊予銀行本店前からの撮影であるのだが、この場合の欠点は、望遠のきかない我がデジカメではちょっとくるしい。しかも、すれ違い場所が変わったときに対処ができない。次に東堀端付近からの撮影ではどうか。この場合の最大のメリットは少々すれ違い場所がずれても移動が簡単である。が、この場合、実際に撮影してみるとわかるが、上の写真のように左側通行の原則から、手前の列車が右にカーブを切っていく。つまり、向こう側の列車のタイミングが難しい。車も邪魔になる。では、第14話の写真にある県庁前交差点からのアングルならどうか。これならば、伊予銀行本店前と同じすれ違いになるが、なんといっても逆光になる。NTT側からの撮影も逆光になる。つまり、私が考えた結果としては、望遠の力が必要になるが、市役所前電停からカメラを構えるのが一番ではないか。実際そのような人を見かける。というわけで、9月の平日かずまるが幼稚園に行っているときに休みを1日とって、出かけてみることにしよう。ただし、運行時刻が違うのだろうが。(2003.08.16)

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第14話 再び坊っちゃん列車のすれ違い場所

坊っちゃん列車のすれ違い場所であるが、上一万交差点でのすれ違いも魅力であるが、なんといっても、伊予銀行本店前と県庁前の2つの交差点でのすれ違いが一番である。ただし、通常は光線の関係で、南側から撮影するのが一般的であるようだ。

第12話でも述べたが、ここではもう少し詳しく見ていく。まずは南堀端の信号であるが、松山市駅側からやってきた坊っちゃん列車は南堀端交差点への進入は正面が青の時で、実際には道路信号が青になってからしばらくして、通行可能信号が出る。そして、そのとき、伊予銀行本店前交差点は、ちょうど通行ができるように、左折可能信号となり、県庁前交差点で赤信号となる。これは、前に市内電車がいて、南堀端進入が遅れたときとか、通行を妨げられた場合以外はほぼ同じである。また、たまに、市役所前歩行者信号でひっかかる場合もある。また、1日3便の古町発の場合は逆となる。南堀端を青信号の終わる頃に通過しない限り、まず、伊予銀行本店前交差点で停車する。

次に道後温泉発の便であるが、この場合はちょっと範囲が広くなって特定できないが、ある程度の法則はある。大街道交差点を青信号の終わる頃に出発すると、裁判所前交差点で必ず停車することになる。その場合、前に市内電車がなければ、県庁前交差点を通過して、伊予銀行本店前又は市役所前歩行者信号で停車する。大街道を青になってから出発した場合は、裁判所前交差点は通過できるが、まず県庁前交差点で停車することになる。ちなみに、上の写真は松山市駅発道後温泉行きと道後温泉発古町行きのすれ違いである。

以上のことから、通常最も美しいとされる、松山城をバックにした伊予銀行本店前交差点でのすれ違いは、午前10時53分頃と午後3時13分頃の2回、いずれも古町発の便になるが、これもまた、運次第?7月26日の午後はみごとに伊予銀行本店前交差点ですれ違ったが、8月9日午後は市役所前電停付近ですれ違った。あくまで、確率論である。(2003.08.10)

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第13話 坊っちゃん列車との意外な共通点

坊っちゃん列車の研究というほどのことでもないが、先日大阪に行っていて気づいたこと。住之江公園〜フェリーターミナル〜中ふ頭間の南港ポートタウン線のニューとラムは「新潟鉄工」製であった。つまりは、坊っちゃん列車1号機と同じである。ただし、現在は「石川島播磨工業」で製作されているのかどうかは知らない。(2003.07.22)

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