西瀬戸鉄道は、かつて「西瀬戸急行電鉄」あるいは「西瀬戸急行鉄道」として、当サイトでは主に鉄道模型で使
用してきました。 |
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この西瀬戸鉄道の背景には、当サイトの鉄道模型の世界にもありますが、元々は本州と四国を結ぶ
3橋の中で、唯一「離島過疎道路」であったことがあります。 (残り2橋は新幹線構想が背景にある。余談だが、小学生時代の昭和40年代後半には、私の友人 の父親に、それらの 技師として今治に派遣された方々も結構おられた。中には、父親の意思をついで、同じ道を進んでいる友人もいる。) さらに、新幹線構想では、伊予西条〜松山間は国道11号桜三里を通る短絡線構想があります。現在でもJR四国の方々がこの構想をあおっておられます。 この西瀬戸鉄道の基本は、大阪〜岡山〜松山間フリーゲージトレイン(GCT)が開通、桜三里短絡線が開通し、伊予西条〜松山間を時速160キロで走ったな らば最短26分で結ぶことになり、現在の予讃線伊予西条〜今治〜松山間は第三セクターになったものとしております。 ただ、それではあまりに単純なので、先の西瀬戸自動車道が実は鉄道併用橋だったと仮定し、その線路用地を利用して、福山(東尾道)〜今治間の鉄道が開通し たものと仮定した「架空鉄道」です。 大まかなルートは、福山駅の1線を借用し、東尾道手前で専用線へ入り、現在の東尾道駅3階部分(2階は駅舎と自由通路)に1面2線の駅を設置し、そこから 尾道〜向島間は専用橋を設置し、因島大橋からは併用橋という設定となっています。 一方、伊予西条〜伊予小松間は複線で、伊予小松から短絡線と別れ、今治方面へと向かいます。 今治から予讃線と尾道方面へ分岐します。分岐地点は今治駅でそこから単線並行させ、双方のルートが別れるところから、尾道方面の線路は複線となって、来島 海峡大橋へと向かいます。 通常、第三セクターでは優等列車の設定は認められていませんが、GCTの設定で新大阪〜岡山間の山陽新幹線がオーバーフローすることを懸念したJR西日本 が、実は後ろ盾となって、松山〜今治〜福山間の特急列車を設定、福山から新幹線のぞみに接続することにしています。(今治でスイッチバックとなる。) なお、このルートの場合、松山〜新大阪間は約2時間40〜45分となります(現行では約3時間50分)。GCTが開業しても約3時間00〜10分程度ですし、東 海道新幹線への乗り入れはほぼ不可能であることから、実はGCTは何の意味もないというのが、今治出身である私の「倍返し」となるわけです。 また、西瀬戸の多島美が観光資源となって、JR西日本を中心として、団体列車や臨時快速が次々と乗り入れてくるため、予想を覆して黒字運営となるという、 夢物語でもあります。 ちなみに、下の時刻表は、架空鉄道とGCTによる予想時刻です。もっとも、GCTの場合、岡山〜新神戸間をノンストップで走らせてくれるとは思えない が・・・ |
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