松山〜宇和島間・駅からトレッキング

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第15回 三瓶(蔵貫)〜仁土〜卯之町20・2キロ

駅 からトレッキングの中には、特にシリーズはないのだが、「宇和外輪山めぐり」らしきものがある。昭和60年頃、現在の西予市のうち旧宇和町に仁土という集 落があって、それが宇和から宇和外輪山の下にある明浜高山方面へと下る途中、三瓶方面へと下る三叉路があって、その崖の下ともいえる場所が、実は宇和町だ と知って驚いたことがある。現在は、三瓶も明浜も宇和も同じ西予市となったのだが、いつかは行ってみたいと思っていた。

  

左:八幡浜駅、右:三瓶蔵貫

さ らに、以前ならば、当然下り優先で敢行していたものだが、最近体力がついてきたせいか、登りでなければ体力を消耗しない、つまり痩せないということから、 いつしか逆方向の行軍を考えたのであった。しかも、帰りが卯之町ならば1時間ごとに列車があるから都合が良い。バスの場合は本当にワンタイミングである。

さ て、そういうわけで、5月16日(金)に1001Dで八幡浜まで行って、そこからバスで三瓶蔵貫へと向かう。ところが、どういうわけか途中で渋滞が起こ り、バスは予想以上に遅れた。前を走っていた白バイが急に走り去って、途中の三叉路で交通整理をしていたから、宇和方面で事故でもあったのかもしれない。 バスは結局20分以上遅れて、蔵貫へと到着する。

  

左:仁土はこの谷の下、右:宇和外輪山からの眺め

そこからは、まさに宇和外輪山への登山である。約450メートル登って、約200メートル下る。始めはだらだらとした坂が続くが、そのうち坂が急になってくる。が、幸いなことに、道は舗装が続き、私の体力もそれぐらいではへこたれないほどに強化されていた。

目 標の仁土の集落であるが、20年の時の中で、廃屋が相当増えてしまっている。人の動きが全くない。そんな中をひたすら外輪山の頂上へと上り詰める。眼下に 明浜の集落が広がるが、目を見張るほどは眺望が開けない。そうこうするうちに、第4回のコースとの合流点に到着した。今回は当初そのまま近い道を歩く予定 であったが、今まで余り眺望が開けなかったこともあり、そのまま前回どおりの道を歩くことにした。

  

左:明浜方面、右:卯之町駅22D

と いうわけで、前回となんら変わらない行程になってしまったうえに、列車の時刻も気になったが、最終的には22Dに間に合ったのであった。本当にこの1年間 で、自分の体力がついたものだと自らに対して感心してしまったのであった。(2008.07.10、写真は敢行日撮影)

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