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JR四国バスに実際に乗ってみると・・・
伊予鉄道に押され気味のJRバスであるが、JR松山駅から久万高原経由で旧柳谷村の落出まで運転されている。ただ、バスには「低床バス」と前面に掲載されているのであるが、実際乗ってみると、「どこが低床バスやねん!」ではある。実際乗車してくるのは、お年寄りがほとんどであり、乗車に時間がかかるのが現状である。
JR松山駅から三坂峠までは時刻表では1時間弱なのだが、実際には1時間10分ほどかかった。かずまるの場合はうとうとするのにちょうどよいが、この背もたれでは大人は寝ることができない。片道1時間を超えるバスはどんどん減っているわけであり、昔の急行バスでも復活させて欲しいと思うのは私だけ? さて、そのJRバスであるが、JRバスと伊予鉄道バスがすれ違ったときには双方の運転士が挨拶をしている。伊予鉄道がかなり経営にかかわっているといわれる瀬戸内バスとすれ違い挨拶をしているのはわかるとして、宇和島自動車とはすれ違い挨拶をしていないから、これはびっくり。よく考えれば、JRバスの久万線撤退の話はあったはずで、伊予鉄道と伊予鉄南予バスの組み込みは検討されたはずである。が、元々伊予鉄南予バスの設立は過疎バス対策のはずだから、吸収にメリットがないということかもしれない。が、それにしても、このバスの15分後に伊予鉄道のバスが走っているということはいただけない。JRバスを潰す気か?(2006.03.12更新、2006.03.11撮影) 【追記】かつてはそうだったが、最近は伊予鉄道と宇和島自動車がすれ違っても挨拶をしている。宇和島自動詞やの場合は特に高知県内のバスとも挨拶をしている。衰退の危機のあるもの同士、頑張っているのだと思う。(2007.10.08) |
JRバスにも配備された低床バス
JR松山駅にて(2004.08.04撮影) |
松山市の国道11号一番町と八坂通りの交差点にて(2004.07.29撮影) |